LEO RYOTA YAMADA

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Monday, December 6, 2010

ご飯を炊くエネルギー その10 石炭

僕が石炭と聞いて浮かび上がるイメージは蒸気機関車。遠路はるばる海を渡ってヨーロッパから走ってきたパリ発東京行きのオリエント急行が、上野駅から蒸気機関車のD51に牽かれて出発するのを観に行ったことがある。蒸気機関車は石炭を燃やしてお湯を沸かし蒸気で走るのだが、オリエント急行の年代物の客車に使われている暖房も各車両に備わった石炭ボイラーの温水で賄われており、上野駅の半地下になっているプラットホーム一面に石炭を焚いた煙と匂いが充満していて、そこだけ50年前のヨーロッパへと時間と空間が滑っていた。

石炭はすでに過去のものとなりつつあり、いまでも電力の主要な供給源となっているのは中国ぐらいだと思っていたが、調べてみると驚いた。アメリカでは50%、日本では27%もの電力が、未だ石炭火力から供給されているのである。埋蔵量が石油に比べて圧倒的に多く、また地域的な偏りがなく世界中に埋蔵されているのがそのメリットであり、二酸化炭素の排出量が石油よりも多いことがデメリットとなる。


では15gの石炭で炊けるご飯は何合か?0.5合である。灯油と比べると半分もの量が炊けるのであり、意外と侮れない。

 

石油は液体だからしっかりした容器に入れて保存と持ち運びをしないと危険だし、一年ほど放っておくと変質して駄目になるが、石炭なんて適当な容器にでも放りこんでおけば良さそうだし、たしかに発電等にはお手頃なのかもしれない。

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